メガネ転職コンサルの池田です。
秘書のジェシカです。
2022年最新版これから衰退する業界Part3
というテーマでお話をします。
あなたはこれから転職をしようと考えた時に
衰退業界に転職したいと思いますでしょうか?
おそらく業界への確固たる想いがなければ
ほとんどの人が衰退する業界には転職したくないと思うはずです。
一番不幸なのが衰退する業界を知らずに転職をしてしまい人生が転落してしまう人です。
年収、残業、休日日数、キャリア、市場価値の下落など
労働環境が苦しくなっていく可能性が高まります。
ですのでこの記事を読んで頂ければ…
この記事を読むメリット
- どの業界が衰退するかを知る事ができます
- 衰退する業界への転職を回避することができます
- あなたの良い転職、ハッピーな未来に繋がります
無料プレゼント中
これから紹介する業界はあくまで僕の予測の話となりますが
知らないと絶対に損をする内容なのでぜひ最後までご覧ください。
また衰退する業界のPart①と②もあるので興味のある方はこちらもご覧ください。
この業界は本当に注目だね。
2021年これから衰退する業界①:自動車業界
2021年後これから衰退する業界一つ目は…
自動車業界(日本メーカー)です。
まず自動車業界の現状から見ていきましょう。
2018年-2019年(2019年版)
業界規模 69.6兆円(3位/136業界)
伸び率 +1.6%(103位/136業界)
利益率 +4.1%(53位/136業界)
平均年収 741万円(26位/136業界)引用元:業界動向リサーチ
OICA(国際自動車工業会)によると2018年の世界の自動車販売台数は
前年比0.6%減の9,505万台、生産台数は1.1%減の9,570万台でした。
わずかですが販売数、生産数ともに減少しています。
過去数年の動向を見ますと中国が世界の自動車市場を牽引してると言えます。
引用元:Car Watch
しかし日本の自動車販売台数の推移を見ると
ここ数年横ばいで推移していますが
1990年と比べるとの3分の2ほどまで落ち込んでいるのが実情です。
理由はこの5つです。
自動車産業が衰退する理由
- コロナ影響による販売台数の激減
- 日本自動車業界トップのTOYOTAの苦戦
- 電気自動車普及による他業界からの参入障壁の低下
- シェアリング志向の普及による購買意欲低下
- 日本行政の対応の遅さ
この5つの理由から自動車業界は衰退していくと予測しています。
なおこの予測は経営戦略コンサルタントの鈴木貴博さんが
The21オンラインで提唱した理論が基となります。
非常に的を得ていて興味深い記事ですので深く知りたい人はぜひ概要欄のリンクをご覧ください。
分かりやすく簡単に要約をすると…
自動車産業が衰退するストーリー
- 電気自動車と自動運転技術の未来はここ10年で必ず来る
- 電気自動車が普及すると自動車参入の壁だったエンジンと部品点数が大幅に簡略化される
- 参入障壁が下がり資本力に優れたAI企業が次々と自動車業界に参入する
- 中国では自動車がITと繋がる(コネクテッド)ビッグデータを活用しながら実現していくようなビジョンが既に掲げられている
- このビッグデータを活用したコネクテッドは日本行政は全く手がつけられていない
- そうなると日本代表トップ企業のTOYOTAでさえ売上減少となる
- トヨタ衰退による日本就業人口の4%弱の242万人の雇用が失われる
- 日本の自動車業界は周辺業界も含め衰退をする
そして現在の自動車業界は「100年に1度の大変革時代」とも言われており
最近では世界各国の自動車メーカーで「CASE」という言葉がキーワードです。
「CASE」とは…
- Connected:コネクテッド
- Autonomous:自動運転
- Shared:シェアリング
- Electric:電動化 を意味しています
皮肉なことにカーシェアリングについては自動車メーカーが真剣に検討しなければならないはずですが
ライドシェアが進むと不都合なことに自動車の販売台数が大きく減少するため
自動車メーカーは力を入れるられない現実もあります。
ハッキリ言ってどれだけ時代を読めていないんだよと思っています。
いまパリ協定のルールに基づいた世界中で脱炭素に向けた動きが有り
日本も当然参加をしています。
また米国の電気自動車大手のテスラ・モーターズが
既に時価総額でトヨタ自動車を上回りました。
理解していない人が多いんだよね。
重要POINT!!
日本の自動車産業が本当に終わります。
そして日本の自動車産業が衰退は日本経済の衰退と言えます。
アメリカと中国の巨大IT企業が完ぺきなCASEのビジネスモデルを確立し
日本の自動車産業が衰退することになります。
この様な考えから2021年後これから衰退する業界一つ目は…
自動車業界(日本メーカー)となります。
2021年これから衰退する業界②:不動産業界
不動産業界です。
まず不動産業界の現状から見ていきましょう。
2018年-2019年(2019年版)
業界規模 14.7兆円(24位/136業界)
伸び率 +8.1%(19位/136業界)
利益率 +6.1%(26位/136業界)
平均年収 674万円(46位/136業界)引用元:業界動向リサーチ
2007年から2011年にかけて若干の減少傾向を記録していましたが
2011年から2018年にかけて増加傾向が継続しています。
理由はこの5つです。
不動産業界が衰退する理由
- コロナ影響による大打撃
- 人口減少による先行き不安
- オリンピック後の地価暴落の可能性
- 生産緑地の指定解除による2022年問題
- アフターコロナでも東京一極集中化は結局変わらない
一つ一つ解説していくと長くなってしまうので割愛をしますが
予測ではなく確実に起こる未来があります。それが人口減少と2022年問題です。
2030年には1億1,900万人に減少すると予想されています。
画像引用元:総務省
重要POINT!!
それらの影響を受け都市部を中心に空室や空き家が増加し新築や中古物件の需要は低くなることが予想されます。
人口(正確には世帯数)と住は密接な相関関係があるため
人口減少は不動産業界を衰退させていく直接的な要因と言えます。
次に確実に起こる未来は2022年問題です。
2022年問題とは
農業以外の利用が制限されている土地が2022年以降は税制の優遇がなくなる
つまり「生産緑地の指定解除」され
戸建てやマンションの住宅用地として大量の供給されることで
不動産の地価が大暴落するとともに賃貸物件の空室率が激増するという仮説です。
大きな打撃にならないという意見もありますが…
画像引用元:株式会社モリシタ
リスクの一つとして考えれられます。
全く問題ないと思うよ!
倒産する会社と好調な会社の二極化が進んでいくと僕は予測をしています。
なぜならアフターコロナや高齢者増加などの背景を考えると
- 新築へのこだわり低下
- 空き家問題への関心活用の高まり
- リノベーションや専門施設作りなどのニーズの多様化
- Airbnbの様なシェアリングエコノミー など
かなり伸びると考えています。
ただ業界全体というマクロな視点で考えれば…
- コロナによる大打撃
- 人口減少による先行き不安
- オリンピック後の地価暴落の可能性
- 生産緑地の指定解除による2022年問題
- アフターコロナでも東京一極集中化は結局変わらない
この5つの理由から2021年後これから衰退する業界二つ目は…
不動産業界だと考えます。
2021年これから衰退していく業界③:ブライダル業界
まずブライダル業界の現状から見ていきましょう。
2021年版(2020-21年)
業界規模 0.1兆円(129位/136業界)
伸び率 -15.9%(69位/136業界)
利益率 -24.9%(109位/136業界)
平均年収 371万円(119位/136業界)引用元:業界動向リサーチ
コロナの影響だけでなくブライダル業界は衰退をしていくと予測をしています。
理由はこの5つです。
ブライダル業界が衰退する理由
- 少子化に伴う挙式数の減少
- 家族だけで行う少人数婚の増加
- 結婚式をやらないナシ婚の増加
- 若者の結婚離れの増加
- ブライダル企業や結婚式場の過多
正確には結婚式の時代のニーズ変化によって
適性な数に戻るという感覚です。
こちらのグラフをご覧ください。
画像引用元:旬刊旅行新聞
婚姻という形式に捉われない「ナシ婚」という生き方が増加していくと予測をしています。
画像引用元:総務省
ブライダル業界は衰退をしていくと予測ができます。
反面、ブライダル業界の明るい兆しも紹介をしておくと…
それが結婚式の多様性と1件辺りの結婚式費用の増加です。
- ハネムーン旅行と結婚式をセットにした家族内と少人数だけで行うリゾートウエディング
- 結婚式はせずに写真だけ残すフォトウエディング
- 形式に捉われないオリジナルの結婚式を企画するオーダーメイドウエディング など
低価格なものから超高価格なものまで結婚式の多様性が広がっています。
…私はリゾートウエディングがいいなあ。
ニューカレドニアに行ったよ。本当に最高だったね。
また下記グラフの様に結婚式にかける費用は年々増加傾向にあり
高価格な結婚式を行う場合の費用が増加しています。
ブライダル業界を大きく衰退させないというロジックです。
この様にブライダル業界の明るい見通しも有りますが…
- 少子化に伴う挙式数の減少
- 家族だけで行う少人数婚の増加
- 結婚式をやらないナシ婚の増加
- 若者の結婚離れの増加
- ブライダル企業や結婚式場の過多
この5つの理由から2021年これから衰退する業界三つ目は…
ブライダル業界だと考えます。
僕が一番伝えたい事…
はい、いかがでしょうか?
まずは復習をしていきましょう。
- 自動車業界
- 不動産業界
- ブライダル業界
もしあなたがこれらの業界へ転職したいのであれば
ぜひ覚悟を持って飛び込んで頂ければと思います。
ただ僕が一番伝えたい事は…
業界全体の動向を知る事は非常に大切ですが実際に働く会社の動向を考えるコトはもっと重要です。
おそらく今回挙げた3つの業界でも現在好調な会社
これから好調になっていく会社も必ず有ります。
転職先の候補として考えないのは
時に機会損失になるかもしれません。
あなたがその会社でキャリアのプラスになったり
年収アップができるのであれば3年だけ勤めると言う利己的に転職する選択肢も有りです。
これからは終身雇用は終わり
専門性やスキルが高い人が安定できる時代になっていきます。
つまり状況によっては一時的にスキルや実績を作る場として
その会社が良かろうが悪かろうが関係なく
自分で期間限定と決めて転職する事が賢いケースも有ります。
目先の企業を考えるミクロな視点も考えて
あなたの状況に合った選択をしていく事が大切です。
その人その人で事情は違いますがぜひスマートな選択をして
良い転職をしてハッピーな未来を作りましょう。
もっと深く転職情報を学びたい人は下記をご覧ください!
下記の記事も参考になると思うので
合わせてご覧ください。