メガネ転職コンサルの池田です。
お話をしていきたいと思います。
自分を精査される場面というのは
ほとんどの人が居心地が悪く緊張をすると思います。
自分を売り込む事に苦手意識を持っている人は
日本では特に多いです。
面接をせずに未来を変える事はできません。
面接は成功への通過儀礼です。
空回りして失敗してしまっている人が
残念ですが多良いのが現状です。
面接同行も数多くしてきました。
「これはNGになってしまうかも」
と思う言動には共通点が多く有ります。
面接で一発NGになる言動を5つに分けて紹介しますので…
・面接通過が中々できない人
・面接で緊張しすぎてしまう人
・面接慣れしていない人
面接通過率を上げられると思いますので
避けるテクニックは心理的ハードルが低く
取っ掛かりやすいと思いますので
ぜひ最後までご覧いただき参考にしてみてください。
確かにプレゼンの場は節目が多いよな!
Contents
面接で一発NGになる言動①:質問に答えれていない人
面接で一発NGになる言動一つ目は…
質問に答えれていない人です。
・自己PRを聞いているのに → 志望動機を話してしまう
・失敗体験を聞いているのに → 成功体験を話してしまう など
つまり…Q&Aができておらず
会話のキャッチボールができていない人です。
緊張していて変な事を言ってしまったり
質問に答えられないというのは十分に理解できます。
慣れるまではよく有る話です。
ただポイントは…
質問に答えれていない言動を何度も繰り返してしまうと
さすがにこの人とは仕事ができないなと思われ
面接で一発NGになる可能性が高いです。
現在、企業でどんな人材を求める傾向にあるか?
よく上位に上がるのが…コミュニケーション能力です。
画像出典:日本経済団体連合会 2018年11月22日「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査」
口が達者というコトではなく…・社内やクライアントのニーズをちゃんと聞き把握ができるか
・相手のニーズに沿った答えができるか
・気持ちよく会話ができるか
・人を動かす事ができるか
・的確な質問ができるか
・良好な人間関係を作れるか
・一緒に仕事をしたいと思えるか など
主にこの様な点を指しています。
あまりにできない場合
コミュニケーション能力が低いと判断され
面接では一発NGになります。
ちゃんと質問に答える事が出来るか?
これは…相手の質問の意図を想像するコトが大切です。
・成功体験を聞かれた場合 → 弊社でどういう風に貢献してくれるかを聞きたい
・失敗体験を聞かれた場合 → もし失敗をした場合どう工夫して乗り越えたかを知りたい など
話しているうちに何が言いたかったか分からなくなり
質問に答えれなかったりします。
質問に答えやすくなるはずです。
質問に対しての結論を一番始めに伝えて
その理由を説明していく回答手法も有ります。
論理的思考が出来る人を演出する事ができますが…
まずは相手の質問の意図を考えるというコトから
取り組んでみる事を強くおススメします。
質問に答えれていない人となります。
面接で一発NGになる言動②:話が長過ぎるor短過ぎる人
面接で一発NGになる言動2つ目は…
話が長過ぎるor短過ぎる人です。
面接と関係なくあなたの周りにこういう人はいませんでしょうか?
・軽い気持ちで質問をしたら長々と一方的に話をされる
・深く聞きたいと思い質問をしたら、2行くらいの返答でイヤな気分になった など
これは面接でも全く同じことがおきます。
つまり相手の気持ちを考えずに返答していると…
①相手がイヤな気持ちになり
②一緒に仕事をしたくないと思われ
③面接通過できない
この様に流れになってしまいます。
軽い質問の場合には、少ない返答にしましょう。
重い質問の場合には、じっくり答えましょう。
このバランス感覚は非常に大切です。
傾向としては…
35歳以上の人が長く話過ぎてしまう人が多く
30歳未満の人が短い返答をしてしまう人が多い印象が有ります。
必ずバランスを意識して返答しましょう。
ではどうすれば…
ちょうどよいバランス量で回答ができるか?
それは…まず1分を目安に話す事を意識してください。
1分位話をしてみて相手が話に満足しているか?
もう少し話をして欲しそうであれば
プラスオンで補足して話しましょう。
1分を意識して話しをすれば
返答が短過ぎるという事は防げると思います。
物足りなさそうであれば更に1分位話をして
ちょうどよいバランスを意識して調整して話しましょう。
ただこのやり方は本質的ではなく
手法を簡略化するための表面的なテクニックというコトだけに
留めておいてください。
それが難しいのでこのテクニックを伝えているだけに過ぎないので
その点はご了承ください。
この様に面接で一発NGになる言動2つ目は
話が長過ぎるor短過ぎる人となります。
面接で一発NGになる言動③:暗い雰囲気で声が小さい人
面接で一発NGになる言動3つ目は…
暗い雰囲気で声が小さい人です。
具体的には…
・入室の時の声が小さい
・座っている時の姿勢が悪い
・返答が小さく聞き取りづらい など
こういう人は…
自分に自信がなく仕事ができないと思われ
面接で一発NGになる可能性が非常に高いです。
ポイントは大きい声を出すのではなく
声が小さいと思われないことを意識して欲しいです。
面接は第一印象が非常に大切という事は有名ですが
これはメラビアンの法則という心理学で既に解明されており
・「第一印象は出会って数秒で決まる」
・判断のため優先する要素は「視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%」
この心理学はかなり有名です。
逆に言えば、視覚情報と聴覚情報だけ押さえれば
93%好印象にできるというコトです。
ではどうすれば面接で小さい声にならないか?
それは…練習を沢山して自信を付ける事です。
例外はありますが…
ほとんどの人が面接に自信が無いからです。
普段静かな人が自分が本当に話したい話題の時には
いつもとは別人の様に声が大きくなるというのはよく有る事で
人は自信を持って本当に伝えたいコトが有る時には
自然と声に張りが有り声が大きくなるんです。
そうなる人多いよな…!
この様な状態を面接で作るには自信を付ける事が一番です。
面接で自信を付ける方法は究極この2つです。
・誰にも負けないくらいの実績を仕事で作る
・面接の練習を数多くこなす
誰にも負けないくらいの実績を仕事で作る
これが出来ている人は面接でも苦労していないと思うので
やはり僕の様な凡人が自信をつけるには…
面接ロープレを数多くこなす事です。
一番経験値を獲得できるのは面接本番ですが
数多くこなす事は現実的に難しいので
そうなると面接ロープレが一番有効です。
面接ロープレを本気で一人で練習したい場合は
スマホでもビデオカメラでも良いので
質問に答えている自分をビデオに録りましょう。
自分を映像で見る事は恥ずかしいし
ドギマギすると思いますが
自分を客観的に判断するにはこれが一番有効です。
この時に姿勢の矯正も意識しましょう。
ぜひ面接ロープレを繰り返し
面接での自信を付けて
声が小さくならない様に練習しましょう。
この様に面接で一発NGになる言動3つ目は
暗い雰囲気で声が小さい人となります。
面接で一発NGになる言動④:話に一貫性が無い人
面接で一発NGになる言動4つ目は
話に一貫性が無い人です。
・成功体験の時と自己PRの返答のエピソードがちぐはぐだったり
・明らかに元気がない人なのに元気アピールをしたり
この様に一貫性の無い人は
面接で一発NGになる可能性が非常に高いです。
なぜなら信頼できない人認定されるからです。
面接というのは短い時間で…
・あなたが今回のポジションにマッチしているか?
・あなたが企業カラーとマッチしているか?
・あなたが信頼できる人なのか?
主にこの3点を見なければなりません。
極論、履歴書や職務経歴書や面接全てを
応募者が全て嘘で固める事はできなくもないのです。
企業としてはそんな人を採用する訳にはいかないので…
いろんな角度であなたが信頼できる人なのかを見極める必要が有ります。
そこで企業が重要視するのが一貫性なんです。
ではどうすれば面接で一貫性を保つことができるか?
それは…あなたが嘘をつかない事です。
嘘をつかなければ人は自然と一貫性を保てます。
そこを面接ではよく見られたいと
いつもと違った自分を演出するから一貫性を失ってしまうんです。
自分を企業が求める人物像に寄せる努力は非常に大切です。
しかし、本当の自分とかけ離れて寄せてしまった場合は
一貫性を保つのが難しいですし
そもそも本質的にアンマッチなので辞退したほうが良いと思います。
ですので面接では嘘はいけません。
ただ求める人物像に寄せたり言い方を工夫して本来のあなたを
評価してもらう努力は全力でやりましょう。
そうするコトで一貫性の無さは必ず解消できます。
この様に面接で一発NGになる言動4つ目は
話に一貫性が無い人となります。
面接で一発NGになる言動⑤:他責志向で悪口が多い人
面接で一発NGになる言動5つ目は
他責志向で悪口が多い人です。
・同僚が能力不足で色々苦労した
・アシスタントが全然仕事をしなかった
・会社が認めてくれずに昇給できなった など
この様ないわゆる他責的な発言というのは
面接では控えた方が得策です。
なぜならウチに入っても
悪口を色々言うだろうと考えられ
一緒に仕事をしたくないと思われるからです。
仮に事実として
周りのせいで自分が苦労をしたとしても
伝え方を工夫してアピールポイントに繋げる事ができます。
ですので仮に事実とは違っていても
他責志向発言は控え自責志向発言に変換させ
成長性を感じてもらえるアピールチャンスと考えましょう。
自分から少しでも歩み寄ろうと考えなるべく雑談を増やし
仕事をしやすい環境作りを心掛けました。
自分の至らなかった所は無かったかを内省し
なるべく周りの人を巻き込んで仕事をする事を心掛けていました。
この様に真実はどうであっても
伝え方を工夫するだけで印象が大きく変わります。
これは仕事以外にも応用できやり方です。
これからはAIの発展やシステムの進化で
単純労働や繰り返しの多い作業はどんどん自動化していきます。
そこで大切なのは人間にしかできない能力です。
・空気を読む
・気持ち言語化する
・思いを込めて伝える など
実際にAIロボを東大に合格させる「東ロボくん」というプロジェクトが有り
センター試験の問題では、世界史や数学などの正解率はとても高いです。
しかし、国語や英語は苦手で
答えがないような問題、文脈を考えないと答えが出ないような問題は
AIでは答えることができませんでした。
小学生にも劣る「常識的な選択」ができないレベルなのです。
何が言いたいかと言うと…この伝え方の工夫というのは
これからの令和時代を生きる上では非常に大切なスキルなので
面接という場面も経験を重ねられる貴重な場として考え
どんどん磨いていきましょうというコトです。
というコトで面接で一発NGになる言動5つ目は
他責志向で悪口が多い人となります。
僕が一番伝えたいコト…
はい、いかがでしょうか?
まずは復習をしていきましょう。
対策:相手の質問の意図を想像する
面接で一発NGになる言動②:話が長過ぎるor短過ぎる人
対策:まず1分だけ話す事を意識する
面接で一発NGになる言動③:暗い雰囲気で声が小さい人
対策:練習を沢山して自信を付ける
面接で一発NGになる言動④:話に一貫性が無い人
対策:嘘をつかない事
面接で一発NGになる言動⑤:他責志向で悪口が多い人
対策:自責志向的発言に変換させアピールチャンスにする
今回は面接で一発NGになる言動5つを紹介しましたが
面接テクニックは他にも沢山あります。
しかし僕は面接テクニックは付け焼刃でしかなく
本質的ではないと考えています。
今回の各NG行動の対策を見てもそうですが…
一番大切なのは普段のあなたの生き方です。
・一生懸命仕事をする
・相手の気持ちを考える
・思いやりを持った行動する
・嘘はつかない
・人のせいにしない
・主体的に行動する
・成長する為に勉強をし続ける など
ココがちゃんとできている人であれば
極論、面接テクニックは必要ないと僕は考えます。
いくら面接テクニックをピカピカに磨いて
転職が出来たとしても本来の自分と
テクニックで固めた作り物の自分がかけ離れていれば
入社後に必ず苦労をします。
僕自身が出来ていない事も有ります。
そう思っている人の方が間違いなく多いはずです。
ただ…そういう意識を持って生きている人と
何も考えずに生きている人とでは
あなたはどちらの方が
素晴らしい人生を送れると思いますでしょうか?
転職というのは人生の中で大きな転機で
生き方の変化です。
ぜひ転職を仕事を変えるというコトだけでなく
人生や自分を見つめ直す成長のキッカケにしてもらえたら嬉しいです。
僕もそんな人たちの応援ができればと思っています。
一緒に頑張っていきましょう。
参考にしてみてください。
お疲れ様でした!
この記事があなたの良い転職に繋がります様に…。