転職で未来をハッピーに！
どうもメガネ転職コンサルの池田です。
今回は年収400万未満は低年収なのか？というテーマでお話をしていきたいと思います。
直球ですが、いまのあなたの年収はいくらでしょうか？あなたの年収は世間一般的に高いのか？低いのか？気になったことはありませんでしょうか？そして、できるならあと月給8万UP計算の年収100万UPをして、たまには贅沢をして高いお店でご飯が食べたい、高いモノを買いたい。あなたはこの様に考えていませでしょうか？
そこで今回は婚活でもよく言われる最低年収ラインは400万が低いのか？実は高いのか？日々、いろんな方の転職サポートをしている転職コンサルタントの僕が年収400万論争について、データを用いながら解説し、年収400万を超える方法も含めて深堀してお話をしていきたいと思います。
特に年収400万未満で年収アップしたい人は、この記事を読んで頂くだけで年収UPできますのでぜひ最後までご覧ください。
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年収400万未満は低年収なのか？
結論、年収400万未満は低年収にあたるのか？それは…年齢によります。
「いやいや！それじゃ答えになってないだろ！」
この様に思われたと思いますが大前提これが事実です。ですので、全体的な年収と年齢別の年収を順番に見ていきます。まずは日本人全体的な話からです。
まず日本人全体的な年収の話ですが、2020年に厚生労働省が公表している国民生活基礎調査の報告書によれば、全世帯の年収中央値は437万円とされています。そして年収400万未満の年収100万円未満と300～400万円のところまでで、既に45.8％もの割合になっています。そして中央値の含まれる階級が400万～500万、全体に占める割合が10.5％であることを踏まえても約5割の世帯が年収中央値に満たないことがわかります。
つまり日本人の約半数が年収400万未満となるため、年収400万未満は低年収とは言えず一般的であると言えます。ただこの数字は男性・女性・年齢全ての人を含めた数字となるので、本当に参考程度でしかありません。ここからは性別・年齢別で見ていきます。
令和元年賃金構造基本統計調査から男性の年収中央値は356万円
厚労省が発表している令和元年賃金構造基本統計調査から男性の年収の中央値は356万円となります。そして年代別の年収の中央値は上記の通りとなります。
令和元年賃金構造基本統計調査から女性の年収中央値は272万円
厚労省が発表している令和元年賃金構造基本統計調査から女性の年収の中央値は272万円となります。そして年代別の年収の中央値は上記の通りとなります。
転職エージェントが出している年収データを見るともう少し高めの設定になっているので、どのデータから判断していくかで話は変わってきますが、厚労省が出しているデータを引用した方が、専業主婦・フリーター・非正規・正社員など国民全体のリアルな数字としては現実的かと考え引用しました。あなたの年収はこの中央値のよりも上だったでしょうか？下だったでしょうか？どちらにせよ年収400万未満は低年収なのか？という軸で見た時には、低年収ではなく一般的な年収と言えるかと思います。
しかし年収400万未満が低年収というのは相対的に見た話です。実際の年収400万未満というのは決して豊かではないと僕は思います。
例えば年収350万の人のリアルな内訳としては手取り270万位の計算です。手取り270万というのはボーナス無しで月給換算すると月に22万5千円です。
月に22.5万ということは3分の1の家賃で換算した場合8万円かかる為、残り14.5万円です。14.5万円から食費、水道光熱費、通信費、交通費、日用消耗品代を捻出するとなると経済的に豊かとは言えないと思います。そして日本人の半数がこの年収帯での暮らしをしているという計算です。
そして日本人の平均年収は決して伸びている訳もなく、これからの日本経済に厳しい状況が続くと予測します。
出典：平均給与（実質）の推移（1年を通じて勤務した給与所得者）｜令和２年版厚生労働白書－令和時代の社会保障と働き方を考える－｜厚生労働省
あなたはこの現状を見てどう思ったでしょうか？もちろん世の中はお金だけが全てではありませんし、時間を優先して派遣社員やフリーターを自ら選択して幸せに過ごしている方も沢山います。そういう方を否定するつもりは一切ありません。ですが、もしあなたが年収を上げて結婚をしたい、家族が欲しい、子供が欲しい、家族と豊かに暮らしたい、旅行に行きたい、車が欲しいなどある程度の経済的豊かさを求めるなら年収400万はハッキリ言ってキツいです。
もしあなたが年収400万未満で今の現状から何もしなければ半数下位の日本人と同じです。上位50％の年収400万以上を目指すのなら行動しなければなりません。ハッキリ言いますが、年収400万以上を稼ぐこと難しいことはでありません。では具体的にどうすれば良いか？それは次章で詳しく話します。
年収400万以上にするにはどうすれば良いか？
では年収400万以上にするためにはどうすれば良いのか？それは…何かを変えることが重要です。
その何かというのは人によって変わりますが大きく分けてこの３つです。
- 職業を変える
- 業界を変える
- 会社（労働環境）を変える
ハッキリ言いますが職業選択の時点でおおよその年収は決まってきます。どの職業かはここでは明言しませんが、その職業を選んだ時点で年収400万を越えが難しいという職業は多いです。
ですので、まずはあなたの職業が年収400万を越えられるかを調べてみて下さい。もし年収400万を越えられる職業であれば、次は業界か会社を変えましょう。もしあなたが職業と言えるほどのキャリアが現時点でないのであれば、年収400万を現実的に越えられる職業に就くために実績を優先させた未経験転職を狙いましょう。
繰り返しますが、日本人の上位にあたる年収400万を超えることは決して難しくありません。何をすれば年収400万を越えられるかはその人・その人でポイントが変わりますが、先ほど話した3つの分類を変えれば必ず達成できます。
実際に僕が長期コンサルに入らせてもらった人のほとんどが年収アップ・年収アップが現実的にできる環境に転職を成功させています。これは嘘みたいな話ですが、ある人は会社を変えるだけで年収360万～年収550万の200万アップの転職成功をさせた人もいます。この方のケースは勤めている会社の給与水準とその人のスキルが合致しておらず、適正な評価をしてくれる会社に転職して年収アップをした稀なケースではありますが、会社を変えただけで年収アップさせることは全く非現実的話ではありません。むしろこの様な年収アップの転職は多いです。
ですので年収アップをするために大切なことは、専門性・将来性の高い仕事・会社に就くことです。そして、どういう仕事・会社・業界に就くかはあなたの経歴・適性・志向・性格・人間性によって違うため、あなたオリジナルの正しいキャリアプラン作成が重要です。
年収を上げたいからと言って、「私らしくいつでもどこでもできる稼げる副業・フリーランス」この様な甘い言葉に騙されてはいけません。だいたい、詐欺です。転職が唯一現実的に、そして堅実に年収を上げられる方法です。一番地味なやり方で時間も労力も掛かりますが、少し先の未来も分からない変化の激しい現代で最も安定して豊かに暮らせるのは良い転職をすること。自分のキャリアに依存することです。
僕が一番伝えたいこと
はい、いかがでしょうか？まずは復習をしていきましょう。
- 年収400万未満は低年収なのかは日本人の年収から相対的に見れば低年収ではない
- ただし年収400万未満では豊かな生活は厳しい
- 年収400万以上アップさせる方法は、転職をしてキャリアを変える
そして僕が一番伝えたいことは…諦めないで欲しいという事です。
先ほども話した通り、年収600万以上稼ぎたいは経歴や職歴など色々人を選んでしまいますが年収400万以上なら誰でも目指せます。正直、今回の日本人の半数が400万以下という実情を知ってガックリ来たのと、ちゃんと学べば年収400以上は越えられるのにというもどかしさを感じました。
もしあなたが年収を上げたいと思うならぜひ今日の話を信じて希望を持って行動して欲しいです。お金が全てではありませんが、400満以上くらいはあった方が生活でのちょっとした選択肢も広がります。一緒に頑張っていきましょう。
