どうも、メガネ転職コンサルの池田です。
秘書のジェシカです。
仕事が原因でかかりやすい病気3選
というテーマでお話をしてきたいと思います。
あなたは仕事をしていて
この様に体調が悪くなってしまったことは
ありますでしょうか?
- 日曜の夜がたまらなく辛く泣きそうになる
- 連休中でも仕事のイヤな場面を思い出して憂鬱になる
- 長時間労働が続いており、ぼーっとする時間が多い
- 頭痛がおこりやすく常に微熱気味
- プライベートでの感情の起伏が少ない、もしくは激しい など
もしあなたがこの様な症状が出ているにも関わらず
何もせず放置をしてしまっていると
あなたは取り返しのつかない病気になってしまうかもしれません。
自分はまだ若い、まだまだ動けると考えている人こそ
注意が必要です。
全てのことは健康の上に成り立っています。
ちゃんと考えられる
ちゃんと喋れる
ちゃんと食べれる
ちゃんと笑える
日常生活さえ満足に送れない状態に
なっている人も事実沢山います。
なおこれから話す内容は決して頑張らなくて良いと言っている訳ではありません。
むしろ誰でも頑張った方が良い場面はあり、そこで頑張れない未来は暗いです。
ポイントは「正しい所で頑張りましょう」という意味です。
そこで今回は仕事で間違って頑張っている人が
掛かりやすい病気を3つに絞ってお話をしていきたいと思います。
病気になる前の前兆サインについても話をしていきますので
この記事を読んで頂ければ…
この記事を読むメリット
- 仕事が原因でかかりやすい病気が分かり
- あなたが病気になるほど追い詰められているかどうかが分かり
- あなたの良い転職やハッピーな未来に繋がりますので
もしあなたが頑張り過ぎて病気になったのに
会社側が対策や改善をしてくれないのであれば
絶対に休職・退職・転職をした方が良いです。
会社を辞めた後の未来が怖いかもしれませんが
そんな会社であれば辞めてしまった方が
きっとあなたの人生は良くなります。
後戻りできない状態になる前に
また頭が思考停止になってしまう前に
自分の身は自分でも守りましょう。
ぜひ思い当たる人は最後までご覧ください。
なんか報われないなぁ。
この転職ブログは…
担当企業300社以上、月間7万PVを越える転職情報サイトを運営し
独立をした僕が転職にまつわる
- 転職ノウハウ
- 職業、業界研究
- 面接対策
- 社会情勢から考える転職
- 転職に役立つ資格 など
仕事が原因でかかりやすい病気①:うつ病
仕事でかかりやすい病気一つ目は…
うつ病です。
やはり最初に紹介しなければならない病気なので
解説をさせてください。
今はストレス社会でどんな人でもうつ病になる可能性があります。
自分が強いと思われている人でも
うつ病なんて私には関係ないと思われている人でも
どんな人でもなりえる病気です。
僕も今まで誰が見ても「うつ病にならないタイプだろうと思われる人」が
うつ病にかかってしまうというケースを何人も見てきました。
改めてうつ病について説明をします。
うつ病とは
一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに
眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ
日常生活に大きな支障が生じている無気力症状となります。
つまりうつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどの背景から
脳がうまく働かなくなっている状態を言います。
またうつ病になってしまう原因は実はまだ解明をされておらず
脳が生み出す働きになんらかのトラブルが起きていると考えられています。
具体的には、脳の神経伝達物質「セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン」の
バランスの乱れが関係していると言われています。
また精神的ストレスや身体的ストレスなどが原因だと
主には言われていますが
辛い体験や悲しい出来事だけだけでなく
嬉しい出来事の後にも発症することがある病気です。
うつ病は甘えだという考えが色濃く残っている社会ですが
そういう次元の話ではないという事を理解をしてください。
また残念な話ですがうつ病になる人は年々増加をしています。
こちらのグラフをご覧ください。
出展元:「患者調査」の結果
こちらは厚生労働省の資料を基に作られたグラフですが
2017年と少し古いデータとなりますが
ここ数年で増加傾向にある事は間違いありません。
日本ではうつ病患者が100人中約6人というデータが有りますが
どのような人がうつ病にかかりやすいのか?
それはこの様な人です。
うつ病にかかりやすい人の特徴
- 自責が強い人
- 過度なポジティブ思考の人
- 仕事が合っていない人
- 仕事をサボれない人
- 気を遣いすぎる人
この様な人は特にうつ病にかかりやすいと言われております。
~うつ病のサイン~
- 表情が暗い
- 自分を責めてばかりいる
- 涙もろくなった
- 反応が遅い
- 落ち着かない
- 飲酒量が増える
- 食欲がない
- 性欲がない
- 眠れない、過度に寝てしまう
- 体がだるい、疲れやすい
- 頭痛や肩こり
- 動悸
- 胃の不快感、便秘や下痢
- めまい
- 口が渇く
この様なサインがあります。
必ず病院へ受診をしにいきましょう。
またうつ病の特に怖い所が
再発のリスクが高く
最悪一生つきまとう可能性があるという点です。
こちらの日本うつ病学会発表のグラフをご覧ください。
出展元:日本うつ病学会
こちらのグラフを見て分かる通り
うつ病患者の半分の人がうつ病を再発しています。
そしてうつ病を繰り返す人ほど
更に再発するリスクが増える病気となります。
必ず休職・退職・転職なんでも良いので
休養を取る事が重要です。
繰り返しますが決して頑張らないでください。
必ず病院へ行って受診をし治療第一にしましょう。
以上の事から
仕事でかかりやすい病気一つ目は…
うつ病となります。
仕事が原因でかかりやすい病気②:適応障害
仕事でかかりやすい病気二つ目は…
適応障害です。
簡単に説明をします。
適応障害とは
対応ができない状態になってしまうことを言います。
つまり仕事のストレスで適応障害になった場合は
仕事の通常業務ができない、対応ができない状態となってしまう病気です。
適応障害の具体的な症状は…
全身倦怠感、疲れやすい、頭痛、肩こり、腹痛、めまい
暴飲暴食、ギャンブル中毒、物を壊すなどがあります。
よくうつ病と混同されますが違う病気です。
うつ病も適応障害も同じうつ状態ではあるので
違いを比べながら紹介します。
うつ病と適応障害の違い
適応障害は引き金の原因が特定できます。②うつ病はストレスから離れてもすぐに良くなりませんが
適応障害はストレスの原因から離れるとすぐに良くなります。③うつ病の人はうつ状態に入ると楽しい事も楽しめませんが
適応障害の人ははうつ状態でも楽しい事は楽しめます。④うつ病は薬が効きますが
適応障害は薬があまり効きません。
この様に明らかに症状が違います。
中には適応障害なんてうつ病を偽った甘えでしょ?
この様に間違った解釈をしている人がいますが
適応障害はアメリカの精神医学会で定義されている"病気"です。
治療せずに放っておくと”うつ病”へ移行・併発することがあるため
早期発見が重要です。
分かりやすい絵があったのでこちらをご覧ください。
この絵で分かるように
心が健康であればバネが伸び縮みするように
ストレスに対して柔軟に対応・復元ができます。
通常のストレスは緑のバネ、適応障害はオレンジのバネ、うつ病はオレンジのバネ
この様なイメージです。
では適応障害になりやすい人はどんな人か?
それはこの様な人です。
適応障害の人になりやす人
- 責任感が強く自分を責めがちな人
- 頼まれると断らず人に頼らない人
- 傷つきやすくきりかえが下手な人
- 白か黒かで考えがちな人
- 悪いことだけにフォーカスし考えがちな人
この様な傾向の人は特に注意をしましょう。
またアメリカの精神医学会による
適応障害の診断基準DSM-5というのがあり
これから紹介する5つの症例に
全て当てはまっていると適応障害と診断されます。
現在のあなたが当てはまっていなかチェックをしてみてください。
- はっきりとした特定のストレスがあり
ストレスが始まって3か月以内に症状が出現 - 症状は次の2つのうち、どちらかにあたる
①ストレスに不釣り合いな症状や苦痛がある
②仕事ができないほどの障害が出ている - 他の精神疾患では説明できない
- その症状は正常の死別反応では説明できない
- 原因のストレスがなくなった後、症状が6か月以上持続しない
必ず病院に行ってお医者さんに診断をしてもらいましょう。
繰り返しますが治療せずに放っておくと”うつ病”に移行します。
分かりやすく言えば適応障害はうつ病一歩手前の状態と言えます。
思い当たる人は必ず病院へ行って受診しましょう。
以上の事から
仕事で掛かりやすい病気二つ目は…
適応障害となります。
仕事が原因でかかりやすい病気③:過労性脳心疾患
仕事でかかりやすい病気三つ目は…
過労性脳心疾患です。
脳の病気や心の病気になってしまうということです。
この章は過労から起きる病気という事で
ひとつにまとめさせて頂きました。
代表的な脳疾患の病気を紹介すると…
- 脳出血
- くも膜下出血
- 脳梗塞
- 高血圧性脳症
心疾患の代表的な病気を紹介すると…
- 心筋梗塞
- 狭心症
- 心停止
- 解離性大動脈瘤
この様な病気があります。
この様な脳心疾患になる可能性があるので注意をしてください。
なお過労に法的な定義はありませんが
過労死ラインの目安はあります。
それが…
- 月に100時間の時間外労働を超える場合
- 2~6ヶ月を平均して月80時間の時間外労働時間を超える場合
この2点です。
越えている人も結構いるのではないでしょうか?
また実際に過労で亡くなってしまう方はどれくらいいるのか?
こちらのグラフをご覧ください。
こちらのグラフは厚生労働省「脳・心臓疾患の労災補償状況」「過労死等の労災補償状況」より作成されたものです
あくまで労災認定された件数なので
実際にはもっとあるのではと感じています。
ただ最近は労働基準が厳しくなっていることもあり
過労による脳心疾患者は増加せず
横ばいにとどめる事ができています。
ただし過労による脳心疾患は抑えられているものの
過労による精神障害の発症者が急増しているのがポイントです。
重要POINT!!
不透明な部分があるため精神障害への理解が深まったことから
急増したという見方もできます。
こちらの真偽は分かりませんがデータで見るとこの様な結果となります。
では過労による脳疾患や心疾患の前兆はどのようなものか?
それはこちらとなります。
脳疾患の前兆5選
- 呂律が回らない、言葉や人の名前が出てこない
- 片側の手や足に力が入らない、片足を引きずっている
- 経験したことのないほどの突然の激しい頭痛
- 片目が見えない、視野が欠ける、物が二重に見える
- 急なめまい、真っすぐ歩けない
こちらは例として脳卒中の前兆として紹介をさせて頂きました。
心疾患の前兆5選
- 階段を上るのがつらくなってきた
- 寝るとせきが出る
- 寝苦しくなって目が覚める
- 横になると息苦しくて、起きていると少し楽になる
- 足や顔のむくみが強くなってきた
こちらは心不全の前兆として紹介をさせて頂きました。
健康な人にでも起こりうる不調なので判断が難しいですが
長時間労働していてこの様な症状が出ているのであれば
取り返しのつかない事になる前に必ず病院へ行って受診しましょう。
この様な対策をしておくことをおすすめしています。
- 労働時間の記録を残す
- 少しでも具体が悪い時は休む
- 休みを申請して取らせてもらえない時はボイスレコーダーに録音
- 家族、友達、労働組合に問題点を伝える
- 問題のあるシフト表、勤務表は残す
- 健康を無視した業務指示があったらメモする
この様な対策もできますが時間が掛かってしまうため…
手遅れになる前に早急に休職・退職・転職をする事を強くおススメをします。
過労性脳心疾患は急に亡くなってしまう病気ばかりです。
あなたを愛する人を悲しませないでください。
以上の事から
仕事でかかりやすい病気三つ目は…
過労性脳心疾患となります。
僕が一番伝えたいコト…
はい、いかがでしょうか?
まずは復習していきましょう。
本記事のメリット
- 仕事が原因でかかりやすい病気①:うつ病
- 仕事が原因でかかりやすい病気②:適応障害
- 仕事が原因でかかりやすい病気③:過労性脳心疾患
今回のポイントはこの3つとなります
自分の身は自分で守らなければならないという事です。
もしあなたが本当にいま辛い思いをしているなら
何かしらの行動を起こさなければ現実は変わりません。
耐え続けていても何も変わりません。
最悪、病気にかかってしまうだけです。
厳しい意見ですがこれが現実です。
だからこそあなたがまだ考えられる状態であるうちに
行動をして欲しいんです。
- 病院に行く
- 仕事を休む
- 休職をする
- 退職をする
- 転職をする
どんな選択でも良いので
自分のことを最優先とした選択をしてください。
自分を一番大切に扱ってあげてください。
仕事を一生懸命やっているからこそ
この仕事は自分が絶対にやらなければならないと
強く感じると思います。
しかし、実際にはそんな仕事はありません。
仮にあなたが会社を1週間休んでも会社は回ります。
究極、あなたが明日急に会社を辞めてたとしても
会社は1週間もあれば何事もなかったかの様に回ります。
これが現実です。
だからあなたが自分の命を犠牲にしてまで働く事はありません。
- いま会社を辞めたら、もう転職できないのではないか?
- いま会社を辞めたら、ブラック企業しか残ってないのではないか?
- いま会社を辞めたら、経歴に傷が付くのではないか?
自分が苦しい状態にあればあるほど
この様にネガティブに考えてしまうものだと思います。
一番最悪の選択だということを忘れないでください。
すべては命あってこそです。
あなたのやろうとしている事は
船に穴が空いていることに気付いていながら
臭い物に蓋をして見なかった事にして
何もせず航海を続ける事と一緒です。
何もしなければ必ずその船は沈みます。
分かっていながら苦しい道を進むのは勇気ではありません。
見方によっては現実を直視できない、行動できない臆病者がする事です。
まずは病気になる前に自ら回避をする。
病気になっているなら治療を最優先する。
きっとなんとかなります。必ず打開策はあります。
いま仕事を続けるよりも絶対にハッピーな未来があります。
一緒に頑張っていきましょう。
ぜひ参考にして頂ければと思います。
下記の資格の記事も参考になると思うので
合わせてご覧ください。